Googleリスティング広告ですでにコンバージョンした人を配信対象から外すターゲティング方法

Googleリスティング広告は検索結果画面の上部に表示されるわけなので、広告と分かっていても、それが目的のサイトであればユーザーはクリックします。それにより広告主が課金されると分かっている人は少数派でしょうし、仮に分かってたとて、遠慮してスクロールしてから自然検索結果から流入しようとする私のような人は、相当珍しいことでしょう。

そのため、すでに広告対象を認知してくれている人は広告対象から外しておいた方が費用対効果が高くなることが期待できます。

この記事では、そのための1つの方法として、すでにコンバージョンした人を広告配信対象から外す方法をご紹介します。管理画面のUIが大きく変わり、どこからできるようになったか分からなくなった、という方もいらっしゃるのではないでしょうか？
この記事では2024年時点の最新のUIにおける操作方法をご紹介します。

コンバージョンとは？

そもそもコンバージョンとは何かと言うと、広告をクリックした先において、ユーザーに起こして欲しい行動が達成されたことを示し、その行動が何かについては、広告主が設定することができます。

コンバージョンの設定方法については、次の記事をご参照ください。

Googleリスティング広告のコンバージョン率（CVR）測定方法／拡張コンバージョンも

コンバージョンした人をGoogleリスティング広告対象から外す方法

それでは、コンバージョンした人をGoogleリスティング広告対象から外す方法をご紹介します。

オーディエンスマネージャーの設定

まずは、「すでにコンバージョンをした人」というくくりのセグメントを作ります。
「ツール」＞「オーディエンスマネージャー」＞「データセグメント」タブを選択し、「＋」＞「ウェブサイトを訪れたユーザー」からセグメントを追加します。

なお、画像中も「すでにコンバージョンした人」というセグメント名になってますが、その名称は自分が分かれば良くて、任意です。

「セグメントのメンバー」のところで、「特定のタグがあるページを訪問したユーザー」を選択します。

そうすると、登録済みのコンバージョンが出てくるので、配信対象から除外したい種類のものを選択します。

オーディエンスの設定

「キャンペーン」＞「オーディエンス」＞「除外設定を編集」で、設定したセグメントを配信対象から除外することが可能です。

まとめ

Googleリスティング広告は、このように設定を細かく行っていくことで費用対効果が上げられます。ただし、費用対効果で考えれば圧倒的にSEOの方が高いので、ウェブ広告しかできてないという方は、ぜひSEOも行いましょう。よろしければご相談ください。SEOに強いAIライティングツール「BringRitera（リテラ）」のご利用も検討いただければと思います。